📇ステッカーと名刺
技術書典も近いので名刺兼ステッカーを作った。 せっかくなのでAquaSKKのロゴステッカーもつけた。
✨経緯
アイコンのステッカーは以前から持っていて、便利に使っていた。
技術カンファレンスのネームカードに貼ると、相手に伝わりやすくてよい。
名刺と一緒に渡すこともある。ボクもついついもらってしまうが、冷静に考えると他人のアイコンステッカーをどうするんだろうか。コレクションするんだろうか。
このステッカーが尽きそうになったので次を作らないといけない。でも前回印刷したときのデータは紛失してるしなぁと考えてたら、iOS Samplerのステッカーが名刺代わりになっているという話を思いだした。
こんなときの挨拶用にと iOS Sampler ステッカーをつくって持っていったのが役立ちました。
watchOS 2 の新機能のサンプルコード集『watchOS-2-Sampler』を公開しました - Over&Out その後
若干費用は増すが、似た感じで名刺兼ステッカーを作ることにした。
📐作り方
書こうかと思ったけど、もう技術書典4に向けて個人名刺兼ステッカーを作った - 今日のつちやに書いてあった。
アドプリントのマルチタイプシールを使う場合は以下の点に注意したほうがよい。 ボクはひっかかって再入稿になった。
- 各シール同士は5mm以上話す必要がある。
- 各シールは5mm x 5mm以上大きくする
💖感想
- これまでステッカーの持ち運びを困っていたが、名刺サイズにしたので名刺ケースに入れるようになった。
- 名刺より厚みがあるので、思ったほど名刺ケースには入らない。
- テンプレートの見方まちがえて、余白の調整をミスしてしまった...
💫try! Swift Tokyo 2018
@banjunに誘われて、try! Swift Tokyo 2018に参加した。たのしかった。
📌投票
各社のスポンサーブースがアンケートを実施してた。 投票すると休憩時間のたびに見に行ってしまう。
中でもVASILYがコードスタイル論争を煽ってて、やばかった。
iMac Pro使ってるよ! という投票をしたら、あっという間にコア数バトルになってしまった。なぜ黒Appleシールを持ち歩いてる人がいるのか。
🍵Ask the Speaker
Day 1で@k_katsumiがしてたAST Meta-Programmingがおもしろかった。
I also share my keynote with presenter notes. Hope it helps someone more understand. https://t.co/HcSKBiwLDi #tryswiftconf
— kishikawa katsumi (@k_katsumi) 2018年3月3日
発表ではASTの走査・変形にしか触れてないが、コンパイラに対してどうフックしているかが気になったので翌日のAsk the Speakerタイムに聞きにいった。 swiftc
をラップするシェルスクリプトの書き方、コンパイラが出力したASTをパースするときの苦労などを聞いた。
話がおもしろくて、うっかり2セッション(=50分)くらい話した。 いつのまにか写真も撮られてた。
🗣コミュニケーション時間
セッション間の休憩時間、ランチタイム、After partyなどの時間が長めにとられて、いろいろな人と話ができた。インターネットでアカウントと名前はみたことあるけど会ったことはない、みたいな人とたくさん会えてよかった。
After PartyではマスコットのRikoのケーキがあってかわいかった。 このあと切られてた。
🍻try! macOS meet-up
try! Swiftの前日に開催されたtry! macOS meet-upにも行った。 AppleScriptの話とか、macOSアプリのアイコンの話とかをして楽しかった。
渋谷で開催されたが、付近の自販機がすごいことになってた。びびる。
try! SwiftでDeNAのアンケートエリアを乗っ取ってmacOSアプリの開発をしてる人を探してみたが、新しい人は見付からなかった。
🛌宿
try! Swiftの会場は新宿だったので、隣の駅の新大久保に泊まった。
try! Swiftで英語の発表を聞いたあと、異国感ある大久保の街を歩いてたら、脳がバグった。ホテルのフロントで、なんて言ってチェックインしたらいいか分からなくなった。
そこそこ長期間滞在するので滞在費をケチって、カプセルホテルにした。 が、3日目くらいから体がバキバキになった。
💻Open Source Swift Workshop
Day 3はOpen Source Swift Workshopに参加した。
会場はLINEだった。 ゲストカードにLINEのアレ (名前がわからない)が載っててかわいい。
bugs.swift.orgから直しやすいIssueの探し方を教えてもらったあと、各テーブルに分かれて作業を開始した。
zshの補完が壊れているというissue(SR-7053)を見つけたので、これをやることにした。 昔、zshのマニュアルを読みまくってたときの記憶を思いだしながら修正した。 講師陣に質問しながらコードを修正したり、プルリクエストを書いた(#1514)。
プルリクエストしたのでジュースを飲んで休憩してたら、あっというまにレビューが返ってきた。びっくりして「このアカウントは人間ですか?」と聞いてしまったが、どうやら人間らしい。 修正して再度、pushした。
テンションあがって返信した直後の様子を撮っていたら、その様子を写真に撮られた。
その後、無事マージされた。自分のコードが、次のXcodeに同梱されると思うとわくわくする。
プルリクエストがマージされたことが評価されたためか、LINEからClovaをもらった。 表彰される可能性があることを知らずにやっていたので、完全にどぎまぎしてしまった。
LINEで開催していた Open Source Swift Workshopでは、プルリクエストを出すに至った3名の方にClova WAVEを1台、Clova Friendsを2台プレゼントさせていただきました。お疲れ様でした! #tryswiftconf pic.twitter.com/BbHBwHHowa
— LINE_DEV (@LINE_DEV) 2018年3月3日
✈️そしてSan Joseへ
このことがきっかけで、try! Swift San Joseにメンターとして参加することになった。 「try! Swiftいいイベントだったな。次はLTスピーカーとして参加できるといいな」とぼんやりと思っていたが、こういう形になるのは予想外だった。
開催されるまでにもう少しContributeの練習をしておこう。
📣 We're live! Don't miss this unique chance to contribute to Swift Open Source with the help of amazing community mentors. Happening on Friday of WWDC week next to the convention center! Get your tickets now! #swiftlang #iosdev #tryswift https://t.co/WWdCiEZu6v pic.twitter.com/U117OSVjMV
— try! Swift San Jose (@tryswiftsanjose) 2018年3月27日
🖼 グリフを鑑賞する
技術書典に出す本のために文字について調べていたらいつのまにか、グリフを鑑賞するアプリを作っていた。柿(かき)と杮(こけら)のような見比べると楽しい文字が次々と表示される。
✨鑑賞場所
ソースコード: https://github.com/mzp/moji/
🖼おすすめの文字
由来が同じ文字
ギリシャ文字を元にラテン文字やキリル文字が作られた、みたいな由来により形状が似ている文字。別の文字と言うのかよくわからないが、Unicodeのコードポイントが別なので別の文字だということにした。
絵文字にもヒエログリフにもブタがいる、みたいな発見もあっておもしろい。 2000年くらいかけてブタがかわいくなった。
形が似ている漢字
柿(かき)と杮(こけら)のように形が似ている漢字。 部首や画数がそろっているせいか、Unicodeのコードポイントが連続していることが多い。
同じ漢字を重ねる漢字
木と林と森のようなやつ。 猋はイヌがいっぱいでかわいい。
女を重ねたやつはあまりいい意味でなくて政治的に正しい文字なのか不安になる。
パーツが同じ漢字
世界の文字の図典 普及版では異字として分類されているが、異字の意味も書いてないし、含と吟の関係について説明した他の資料も見つからないので、「パーツが同じ」というふんわりとした言い方にしている。
パズルみたいで楽しい。
🐾経緯
入力メソッドの説明で「アルファベットを入力するために入力メソッドは不要であるが...」と書いていたら、「そもそもアルファベットとはなんだろう。漢字とはなんだろう?」という疑問が生じたので、文字に関する本を何冊か購入した。
世界の文字と記号の大図鑑にはUnicode 6.0に収録された全グリフが載っていて、眺めているだけで楽しい。
このような感じでコード順にグリフが淡々と掲載されている。
ときおり似た文字をタイポグラフィ的に紹介しているページがある。 このページが内容も興味深いし、見た目も美しくてよい。
このページが気にいりすぎたので真似した画像をSketchで作って壁紙にするなどして楽しんでいた。
だんだんと数が増えてきて毎回Sketchで画像を作るのも大変だし、だらだらと眺めたいなという気持ちになったのでWebアプリケーションにした。前々から気になってたCSS-in-JSを使ったりはしているが、そこまで特別なことはしていない。
📌様子
入力メソッドのこと調べてたら「言語とは?文字とは??」という気持ちになったので、いろんな文字が載った本を買ってしまった pic.twitter.com/lEObqLuBVZ
— mzp (@mzp) 2018年2月23日
いいページでてきた pic.twitter.com/8XKbQBxY7e
— mzp (@mzp) 2018年2月23日
似た文字を集める遊び、たのしくなってきた pic.twitter.com/L2N9JGT6SR
— mzp (@mzp) 2018年2月26日
漢字がだんだんと文字ではなく記号として認識されるようになってきた
— mzp (@mzp) 2018年3月7日
📚技術書典
4月22日に開催される技術書典4に出て、入力メソッドの作り方を説明した本を頒布する。
📌サークルスペース
い-15に配置された。 知見がなくて分からないけど、入口に近くていい場所な気がする。
初参加かつ一人は怖かったので、友人の黒曜さんの隣りにしてもらった。
技術書典4の配置が決まった ◎貴サークル「黒曜堂」は、 い-16 に配置されました。
— 黒曜@技術書典4 い-16 (@kokuyouwind) 2018年3月1日
お手伝いをするのでお隣さんです https://t.co/oxzO8EjlI9
— 黒曜@技術書典4 い-16 (@kokuyouwind) 2018年3月1日
📖入力メソッド解説本
過去のブログ記事をまとめなおして、macOSの入力メソッドを作る方法を説明する本にした。 漢字変換については日本語入力を支える技術がすでにあるので、キー入力を受けとって、アプリケーションにテキストを渡す方法に絞っている。
後半はXcodeに同梱されているヘッダファイルにあるコメントから再構築した内容や、独自に解析した結果に基づいているので、ほかの場所には記載されていない内容になっていると思う。
🎨挿絵
などの理由があり、サークルカットや文中の図は自分で描いた。
手元にiPadProとApplePencilがあったので、ProcreateにProcreateで使えるイラストや漫画向け網点ブラシなどのブラシを追加して描いた。
イラスト、なんとかして「味がある」「色がついてる」「何が描いてあるかは分かる」くらいの評価は獲得していきたい。
— mzp (@mzp) 2018年1月25日
📝執筆環境
Re:VIEW を利用している。
セクションタイトルのデザインを変更したくなったので、どんどんLaTeX固有の設定が増えている。 epub版とかも生成するつもりだが、そこまで楽にはならなさそう。
レポジトリ管理はKeybase.ioのgitレポジトリ機能を使っている。 githubがだめというよりKeybaseを試してみたかった気持ちが強い。end-to-endで暗号化されてるのは心強い。
🚀進捗
温泉に行ったときにがっと修正するつもりだったが、温泉が快適すぎて何もしなかった。 帰ってきてから、がんばった。
文書の修正はおおむねできたので、あとは画像の白黒化やページ数の調整、表紙を描くなどの本としての完成度をあげる作業が残っている。 あとサークルスペースの準備も残っている。
☕️旅行とコーヒー
出張や旅行で家を離れたときも朝コーヒーを飲みたい。 できれば外出せずに飲みたい。という気持ちが高まったので、コーヒーをいれる器具を持ち運ぶようにした。
👜中身
5000円くらいで揃えた。
- HARIO セラミックコーヒーミル スリム
- HARIO V60 ドリッパー
- ペーパーフィルター 数枚
- 袋止めクリップ
- ジップロック複数
HARIOのミルが小型でよかったのでドリッパーなどもHARIOで揃えた。
マグカップはホテルについてることが多いのでいれていない。豆は現地調達するか、ジップロックにいれて持参する。
機内持ち込みが禁止されているものは含まれていないので飛行機に持ち込めるはずだが、試していない。預け入れはできた。 
☕️利用の様子
出張でビジネスホテルに泊まったときの様子。 電気ケトルもマグカップもあって便利。
島根に泊まったときの様子。温泉宿にケトルはないので、急須でがんばる。
マグカップもないのでコンビニで紙コップを買った。
朝コーヒーを飲んでも、喫茶店には行く。
🎯今後の課題
- 旅行先で自家焙煎の店を見つけて、そこで豆を買う、というのをやってみたい
- 電気ポットしかないこともあるので、簡易ケトルみたいなものがあるといい
🛒 類似商品
ブルーボトル TRAVEL KITシリーズ。専用バッグにはいっててめっちゃ格好いいが、2万円以上する。 PVもよい。
Handpresso Outdoor Espresso Set。これも専用バッグにはいってて格好いい。 日本から買えるのかよく分からなかったのと、エスプレッソよりドリップコーヒーがいいなと思ったのでやめた。
Cafflano Klassic。一個でミルとドリッパーとカップがついてる。わがんせ Coffee Maestroとかコンセプトを真似したような商品もある。
Tetra Drip。折り畳みできるドリッパー。クラウドファンディングで作ってたらしい(携帯性、使いやすさ、美味しさを追求したコーヒードリッパー作り)。 でもミルが場所とるしな、と思ってやめた。
♨️温泉ワークという可能性
玉造温泉に滞在しながら勤務した。 よい体験だった。
🏢温泉ワークの可能性
オフィスには長時間座るのに適した椅子がある。 疲れにくいとされている分割式のキーボードもある。 休憩を取るためのスペースもある。
しかし疲労回復や気分転換という点では温泉のほうが優れているのではないか。温泉が近くにあるオフィスは、十分に整備されたオフィスと同じくらいよいものではないか。という仮説があったので、3日ほど温泉宿から勤務してみた。
♨️玉造温泉
滞在先は玉造温泉とした。 平安時代から名泉と呼ばれいた点と、松江にあるサテライト・オフィスからそれほど離れていない点がよかった。
平日の滞在だったせいか、一泊6000円程度のわりに広い部屋を借りれた。
✨よかった点
温泉宿
毎朝と毎晩に温泉にはいれるのはよい体験だった。 疲れも残りづらかった気がする。朝温泉にはいれると思うと朝起きるモチベーションもあがってよかった。
部屋に作業スペースがあってよかった。 この旅館特有のスペースにはよさがある。
温泉街
宿のまわりは温泉街になってて雰囲気がよかった。 その様子をみながら出社するのは楽しかった。
雪
滞在期間中は常に大雪だった。 狙ったわけではないが、毎日雪見露天風呂ができてよかった。
温泉宿からサテライトオフィスまでの移動は徒歩と電車を使った。雪道は歩き慣れていないので楽しかった。
🙈見落していた点
冬は雪が降るので飛行機は飛ばないことがある、ということを完全に見落していた。行きも帰りも飛行機が飛ばず、JRで移動した。
🚀今後の課題
今回はサテライトオフィスに出社した。 次は温泉宿から出ることなく勤務するのを試してみたい。 ミーティングの合間などに温泉に入れるのは効果的な気がする。 ただ、温泉宿にはテーブルや椅子がないのがネックになる気がする。
他の温泉でも同程度の体験が得られるか確認したい。 今回は宿の品質が高かったので、他の宿でも再現性があるか確認する必要がある。
🌨富山
BuriKaigi 2018に参加するため富山に行った。
🎤BuriKaigi
BuriKaigiでの発表は日本語入力の落とし穴に書いた。 寒ブリ合唱団とブリ会議が同じ施設を利用しておもしろかった。
発表後の懇親会で大量のぶりを食べたり、温泉にはいったりしてよい体験だった。 露天風呂から雪が見えたのもよかった。
🚌高速バス
移動にはきときとライナーを使った。雪の影響で多少遅れたが、おおむね問題なかった。
🐾観光
富山駅
路面電車が通ってて楽しい。路線図を雑に把握したまま乗ったら、目的地と逆方向に着いた。
高岡駅
雪がすごすぎて観光は断念した。ゆるゆりの舞台でも見ようかと思っていたが、駅の外を歩くのは無理だった。
駅の待ち合いスペースで、日本語入力の落とし穴を書いていた。
🍽寿司・ブラックラーメン
富山に来たし、ということでブラックラーメンを食べた。味が濃いのでごはんと一緒に食べろというアドバイスを貰ったので従った。
水道水が推されてた。BuriKaigiの懇親会で「水飲みたいんですが...」と聞いたら「水道水飲め」を言われた謎が溶けた。
寿司。うまい。