AquaSKK 4.4.[2-4]: JetBrains対応
要約
AquaSKKレベルでJetBrains製品に対応するのをあきらめた。C-j/l/q/L/Qを使用可能にするために、Karabinerを利用するようにした。
ダウンロード
https://github.com/codefirst/aquaskk/releases/tag/4.4.4
使い方
Karabinerのprivate.xmlに以下のように書く。
<?xml version="1.0"?> <root> <include path="/Library/Input Methods/AquaSKK.app/Contents/Resources/karabiner.xml" /> </root>
するとKarabinerの設定画面にJetBrains用の設定が表われるので、それを有効にする。
さらにAquaSKKの互換性で com.jetbrains
に対して「入力ソース同期」を有効にする。
制約
無理矢理やっているため、いくつかの制約がある。
- AquaSKK統合では動作しない
- 入力モードを切り替えたときにポップアップはでない
変更内容
JetBrains製品ではC-j/l/q/L/Qが使えないため、なんらかの回避策が必要となる。
これまでAquaSKK側でいくつかの回避策を取っていたが、JetBrains側の挙動に強く依存しているため、たまに動かなくなったりする。 これまでも何度か対応をしている。
そういった対応もそろそろツラつらくなってきたので、より低レベルな部分で対応できるKarabinerを使うようにした。
そのため、AquaSKK側に以下のような変更を加えた。
- JetBrains用の回避コードをはずした。
- Karabiner側の入力ソース変更にAquaSKKが反応するようにした。
Sierra
KarabinerはまだSierraでは動かないが、JetBrains製品も動かないらしいので、これでいいと思っている。
MacOS Sierra対応を現在進めております。JetBrainsのデスクトップ製品(IDE)をご利用の方は、対応が完了するまでアップグレードを保留していただくことをお勧めいたします
— JetBrains (@jetbrainsjp) September 21, 2016
ちなみにAquaSKK自体はSierraでも動く。