ハードウェアDvorakキーボード
要約
WASD KeyboardsとKeychronを組み合せてDvorakキーボードを作った。
動機
昔からDvorak配列を愛用している。非QWERTY配列の中では比較的メジャーで、各種ソフトウェアが対応してることが多い点が気にいってる。
しかし、たまにうまく動かないケースがある。
- VM内ではQWERTY配列に戻る
- マウスについてる補助ボタンまでリマップされて、設定画面と実際の挙動に齟齬がでる
- MS IMEが対応していない。*1
なのでソフトウェア側の対応が不要なハードウェアDvorakキーボードが欲しかった。
キーボード本体
QMK Firmwareのおかげでキー配列がカスタムできるキーボードが増えており、大変ありがたい。特に入手しやすいKeychronシリーズが好き。
テンキーが欲しかったのでKeychron Q6 Proにした。キースイッチは、今手元にもってないGateronの青にしたが、さほどこだわりはない。
キーキャップ
キーキャップには様々な傾きがありそれぞれプロファイルと呼ばれている。これ以外にも独自プロファイルがいくつかあり、KeychronはKSAを推している。
しかし、WASD keyboardの印刷サービスはCherryプロファイルのみの対応なので、Cherryプロファイルにした。*2
Illustratorでデータを作って入稿した。フォントは好みでFuturaにした。Controlキーの移動やCapslockの廃止などもした。
組み立ての様子
先代
Low profileキーボードならすべてのキー形状が同じなので、それを入れ替えて使っていた。
ホームポジション用の突起はYouTube Keyboard Stickerを使っていた。Amazon.com でもLocator dotという名前で似たものが売っている。
*1:正確には裏口が塞がれたJapanese IME in Dvorak not working - Microsoft Community
*2:キーキャッププリントサービス | 遊舎工房なら他のプロファイルも対応してるらしい。