TL; DR
- 自炊を始めた
- 自炊とはレシピ組み合わせパズルである
自炊を始めた
深夜2時ごろに人生について考えていたら自炊を始める気持ちになった*1。日本よりも広いキッチンがあるんだし、使わないともったいない。
作り置きを諦める
インターネットや書籍だと一人暮らしの自炊は作り置きが主体になってる。ただ俺は作り置きが苦手で、これまでそれが原因で何度も失敗している。
今回は諦めて毎食作るようにした。
食器の調達
2、3食分ためてから食洗機を動かすので、食器が足りなくなりがちだった。いったん食洗機に入れた食器を再び取り出すことも多かった。
これが面倒だし自炊するハードルを下げたかったので、食器や調理器具を買い揃えた。
レシピが多すぎる
インターネットや書籍には大量のレシピが載っている。誰かの食卓の上で出てる料理が、時間的・空間的にも離れた俺のキッチンで再現できるのは楽しい。
ただ、レシピだけではわからないことが多い。
- 材料が足りないときどうしたらいいのか
- 余った材料はどうしたらいいのか
- 複数の料理をどう組み合わせたらいいのか
いい感じになる料理
何度か試行するうちに、組み合わせる条件がわかってきた。
自炊の目標としておいしい料理を作ることを置いてるわけだが、そもそも料理のおいしさには見た目の良さが含まれる。最初、これが理解できていなかったが、食感やにおいなども料理のおいしさに含めてるのに、視覚を除外するのはおかしいなと気づき認識を改めた。
要はいい感じの盛り付けをしたいわけだが、これにはいくつかのノウハウが知られている。
- フォーマットを合わせる
- 黒・白・黄色・赤色・緑色を入れる
例えばフランス料理は前菜、スープ、魚、肉、シャーベット、野菜、デザートというフォーマットを持っている。ここからスープ、肉、野菜を選んだサブセットを作るとこうなる。
色を加える方法はいくつかあり、この時は赤のためにソースを赤くし、緑のためにハーブを乗せ、黒の食器を選んだ。ハーブは値段あたりの見た目への貢献度が抜群に高い。
パズル
一方で食材を無駄にしたくないので、以下のような制約も生じる。
- 古い食材を優先して使う
- なるべく新しいものを買わない
さらに、その日の気分に合わせて食べたいものも追加したい。
あとはこれらの制約条件を満たすように、レシピを組み合わせるパズルを解き続けていけばいい。
買い物
過去の挑戦から食材をまとめ買いして使いきれないことがわかっていたので、毎日買い物に行くようにした。オフィスも再開したので帰り道に寄ってる。
上記の制約条件を満たす範囲で自由に選べばいい。足りない色の野菜を買うことが多い。
色さえあってればいいので、その時売ってるものに合わせて柔軟に組み換えれる。フルーツソースは肉にかけても美味しいので、果物の色も使える。
まとめ
市販されている食材でちゃんとしたレシピを使って調理すればそれなりに美味しい。つまりキッチンに立つ以前に自炊の勝敗は決まっている。
*1:人生がわからん→わからんことより今を生きた方がいい→とりあえず美味しいものを食べよう。深夜の思考に論理性はない。